水回りのリフォームをする際に知っておきたい基礎知識

水回りのリフォームをする際に知っておきたい基礎知識

家のリフォームをするとなった場合に、必ずといっていいほど水回りが対象として挙がります。日常生活において基本的に毎日使う部分ですので、劣化もしやすいためです。そこで今回は水回りのリフォームについて、抑えておきたい大切なポイントや施工業者の選び方、注意点などをご紹介いたします。

水回りとは

水回りというのは、家の中で水を使うお風呂やキッチン、トイレなどの総称です。室内の設備の中でも非常に使用頻度が高く、水回りの状態が暮らしの快適性を左右するといっても過言ではないでしょう。そんな水回りのリフォームをするとなった場合には、まずは対象となる設備のことをしっかりと把握するとともに、現状の不満を具体的に挙げるようにしましょう。

キッチン

キッチンは種類が多く存在する設備です。リフォームすることによって雰囲気や設置位置を大きく変えることができますが、幅が広い分リフォームの際に重視するポイントを明確にして置かなければ、迷ってしまいなかなか決まらなくなってしまうこともあります。

わかりやすい変更ポイントとしては「レイアウト」ではないでしょうか。日本の一般的なキッチンですと壁面に取り付けられている「壁付けタイプ」あるいはキッチンの左右のいずれかが壁に付いている「ペニンシュラタイプ」が主流となります。その他にも一切壁につかない「アイランドタイプ」も近年では人気を集めています。レイアウトを変えるだけでもキッチンの使い勝手や印象はガラリと変わります。ただし、印象だけで決めてしまうと実際に使い始めたときに不便に感じてしまう恐れもあります。そのため普段のキッチンの使い方をよく思い浮かべてリフォーム後のレイアウトでも問題ないかどうかを吟味するといいでしょう。

また、キッチンの高さも重要です。ご自身によってベストの高さであればそれだけで快適に調理などができますが、やや高いなど合っていない場合には肩や腰の疲れなど影響が出てしまいかねません。「身長÷2+5cm」というのがベストな高さを算出するための計算式となりますので参考にしてみてください。

トイレ

トイレはあまり種類がないように思えますが、実はいくつかの種類が存在しており、そのポイントは「タンクと便器の組み合わせ」です。洋式トイレの場合、昔からあるのはタンクと便器が分離しているタイプですが、その他にもタンクとの一体型タイプやタンクレスなどがあります。種類に関しては掃除のしやすさなどの違いだけで、トイレの機能としてはそこまで大きな違いはありません。見た目や予算によって決めるといいのではないでしょうか。

種類というよりは「オプション機能をどこまでつけるのか」ということがトイレをリフォームするうえでの肝となるでしょう。ウォシュレットや暖房便座、収納棚などのオプションによってトイレの快適さが格段に向上することになります。

お風呂

汚れを落としたり、一日の疲れを癒やしたりする場として使われているであろうお風呂ですが、こだわる方が非常に多い設備となります。まずはなんといっても浴槽でしょう。大きく分けて2つの種類に分かれており、ユニットバスの場合はあらかじめ工場で制作された各パーツを現場で組み立てて作り上げるタイプですので、工期も短くコストも低いという特徴があります。一方在来工法の場合には壁面や床をタイルによって仕上げますので、浴槽の形状に制限がありません。自由度の高い設計が可能ですので、特注な形状の浴槽でも問題ありません。

リフォームの大切なポイント

水回りのリフォームをする際に抑えておきたい大切なポイントがあります。1つ目は「施工の相場費用を確認しておく」ということです。水回りの施工費用というと高い印象がありますが、実際に施工内容ごとにどの程度の費用が発生するのかを把握しておくことで、高額請求をされることなく一般的な費用でしっかりと対応してもらうことが可能となります。

2つ目は「まとめて施工する」ということです。基地員やトイレ、浴室などの水回りは配管などが共通していることはほとんどです。そのため、分けて施工をしてもらうより、一度にまとめて実施することで無駄なコストをなくすことにつながるというわけです。

3つ目は「制度を活用する」というもので、リフォーム内容次第で補助金の支給対象にもなりますし、税金の優遇措置を受けることが可能になる場合もあります。これらの優遇を活用するのか無駄にするのかは完全にご自身次第ですので、積極的に活用するようにしましょう。

施工業者の選び方

水回りに関するリフォームはプロの力が必要ですので、施工業者を決めなければならないのですが、その選び方にはいくつかのコツがあります。そのコツを押さえることで無駄なくリフォームすることも可能です。

相見積もりを取得する

施工業者を選ぶ際に1社だけではその施工業者の対応や費用が一般的かどうかはわかりませんので、複数の会社に見積り依頼をすることが大切です。

見積もりの内訳を確認する

見積もりの内訳には見る気が起きないほど細かい記載がされており、なんとなくOKしてしまいそうになりますが、一つひとつ確認することで無駄な出費を減らすことができます。

工事保証の有無を確認する

リフォーム後に不具合が見つかった際などに便利なのが「工事保証」です。その名の通り保証期間中に修理依頼をした場合には保証として対応してもらうことが可能です。保証範囲などは会社によって異なりますのであらかじめ確認しておくと良いでしょう。

水回りリフォームの注意点

注意点ですが、キッチンやトイレなど、カタログなどに記載されている画像しか見ることができない状態では決めないようにしましょう。実際に見たときに色味などがイメージと違ったという失敗をしてしまう方も少なくありません。また、細かいことはプロにおまかせすることをおすすめします。水漏れの修理などもそうですが、へたに素人が手を出してしまうと収拾がつかなくなってしまいかねません。

まとめ

キッチンやトイレ、浴室など水回りのリフォームはその後の生活に大きな影響を及ぼしますので、今回ご紹介した基礎知識を上手に引き出しながら実施するといいのではないでしょうか。

「株式会社はるか総建」では各種水回りの対応を行っておりますので、ご検討中の方でしたらお気軽にご相談ください。

対応エリア

対応エリア

東京都23区

千葉県千葉市、四街道市、佐倉市、習志野市、八千代市、市原市、船橋市、市川市

※その他エリアは応相談